次の選挙に思うこと

漸く現政権の終わりが見えてきたのではないだろうか。現政権以外に投票してきた私にとっては次の選挙には少しでも希望を持ちたい。そこで、次の選挙に想うことがある。これじゃなきゃ!を選ぶのではなくこれは無理!を省いてはどうだろう。

政治は、それぞれなにがしかの意図を持ち、その方向に沿った合理を目指して思惑をぶつけあう。そんな状況で、みんなが同調できる意見に群がったら、互いに他の意見を退けるために狂信的になり、排斥し、分裂を招く。利害の不一致が先鋭化すればするほど、民主主義が危機に晒される気がする。

そこで、自分とは異なる意見に目を向けて、どの程度我慢できないかを考えてみてはどうだろう。これは無理!という意見だけを省き、残りについては、これは無理!を省くために協調を尽くす。そうすれば、民主主義は意外とスムースに回るように思うのだが。

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